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2006年2月22日 (水)

2択の提示

よくコンビニで売っている様な心理の簡単なムック本を買います。学術的なものではなく、信憑性に欠ける記事も中にはあります。しかし、そのお手軽さ、そして実践的である点は長所といえるでしょう。そして、読んだ事を診療の中で意識してみています。
最近、読んだものといえば……

  • 相手に選ばせようと思う選択肢を後に提示する

 過去の父権的な医療とは違って、現代の医療では患者さんの自己決定権が尊重されます。
「薬を使わずに治療しますか? 薬も使って治療しますか?」
「自宅で頑張りますか? それとも入院しますか?」
「外来通院を終わりにしますか? 通院を続けてみますか?」
……などなど。そんな風に診療上の2択が生じた際には「専門的な立場からしてこっちがオススメなんだけどな~」という選択肢が大抵は存在します。そんなときには、相手に選ばせようと思う選択肢を後に提示した方が良いというのです。上で挙げた例では、薬を使うべきだと思ってますし、入院すべきだと思ってますし、通院を続けるべきだと思っているのです。

これひとつで大きな変化はないでしょう。しかし、ほんの数%だけでも効果があるかもしれません。その数%を重ねたら、随分と違ってくるのではないでしょうか。皆さんも試してみます?^-^

この事が書いてあったのはこの本です。

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コメント

これは全く知りませんでした。

あとのほうが効果あるんですねぇ。
「大事なことを早く伝えたい、相手が集中できてるうちに」ってつい先に言ってしまいます。試してみます。(^O^)/

投稿: neko | 2008年6月29日 (日) 21:09

長い文章のときには結果が違うと思いますのでご注意を。簡単に「お風呂にする?ご飯にする?」みたいなノリのときに使ってみて下さい(^-^/

投稿: satoru | 2008年6月29日 (日) 21:56

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