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2006年2月11日 (土)

小児用パキシル?

 gskの抗うつ薬のパキシル(パロキセチン)はこれまで18歳未満に対して禁忌(=「絶対ダメ~!」ってこと)でした。その理由が……
・7~18歳を対象とした試験で有効性が確認できなかった
・自殺に関するリスクが増加するという報告があった

……というもの。
 これが「禁忌」ではなく「警告」に変わったとのこと。児童・思春期の抑うつ状態の治療に、ひとつ選択肢が増えた……というか、戻ってきましたね(^-^)
 
 「小児」の抑うつは、それ程頻度も高くはないもの。少なくとも、私が臨床場面で遭遇する事は稀です。しかし「18最未満」と言えば摂食障害に伴う抑うつや人格障害に伴う抑うつ等もあります。思春期の抑うつがパキシルで解決するとはあまり思ってません。しかし選択の余地がある、というのは大きなこと。乱用は避け、内因性としての要素が高い抑うつを選んで使ってみたいと個人的に考えています。

 ちなみに、タイトルに挙げた「小児用パキシル」というものは存在しませんので、ご注意を。もし、小児用パキシルが存在したらきっとストロベリー味ですかねw

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