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2006年4月30日 (日)

パチンコ依存!

Icantstop ぱちんこ依存問題相談機関を以前にここで紹介しました。その電話相談サービスがこの4月19日から開始されたとのこと。

http://www.geocities.jp/rsnokinawa/

ギャンブル依存というのは本人のみならず、家族の生活・人生にも大きく影響を及ぼしてしまうもの。既に陥ってしまった人達が少しでも回復してもらえることを祈ります。

打ったらハマるパチンコの罠―ギャンブルで壊れるあなたのココロ 打ったらハマるパチンコの罠―ギャンブルで壊れるあなたのココロ

著者:若宮 健
販売元:社会批評社
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2006年4月28日 (金)

犯罪の3つの分類

青少年の犯罪形式は「古典型」「遊び型」「自己確認型」の3つに分類されるとのこと。

・古典型
 物欲や性欲等の欲求を満足させることが目的の犯罪

・遊び型
 スリルや刺激、快楽追及を目的とした犯罪。

・自己確認型
 空虚な自己に基づく自己確認のため、あるいは自らの万能感を確認することを目的とした自己顕示的・劇場型の犯罪。

 なんだか3つに分類されると、過去にニュースで見てきた雑多な犯罪が整理される気がします。これから事件のニュースを見るごとに分類してみたくなりますね。

Book いま知りたい「異常心理」入門―不安な時代を読み解く18の精神病理

販売元:宝島社
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そんな記事が書いてあったのは、この本。ムック本はお手軽で手をつけやすくて好きですね(^-^)

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2006年4月20日 (木)

下り坂

今回は一般的な記事ではなく、個人的な内容。

この3月から4月にかけて、仕事的にも個人的にも大きな変化がありました。気持ちが動揺することもありました。そして仕事外で多忙で疲れてきたところ

そんな状況で、こんな体験をしました。

普段、走り慣れた道を車を運転していて 「この道って、ゆるい下り坂だったのか。今まで気づかなかったな」 と思ったんです。そして右折。「あれ!? ここも下り坂?」 そして左折。「こっちも下り坂……」

走っている道が全て下り坂に見えるんですね。少ししたら自然と治りました.。この体験をしたのは2回目のこと。初めてのときも何か疲れているときだったと思います。

やはり最初は「この道が下り坂だったの知らなかったな~」と思っていました。道を走ると下り坂。同じ道を引き返しても下り坂。右折しても左折しても、どの道行っても下り坂。あのときは驚きましたw

こんな経験、どなたかありますか? 精神分析関係が強い人の意見を聞いてみたいですねo(^-^)o

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2006年4月12日 (水)

転勤2006

仕事的にも私的にも、いろんな変化があり、新しい生活になりました。

まず「転勤」。この1年間働いた病院から、新しい病院に4月から移ってます。もうずっとこんな感じの勤務が続いてますね。最初に3年間、大学病院で働いて以降は2年以上同じ病院にいた事がありません

患者さんには「先生、代わっちゃうの~」と言われ続けてもう何年経つのか。その度に「ご迷惑おかけします」とお答えしつつの異動です。

確かに、長い経過を見通した連続的な治療が困難になるデメリットがあります。患者さんが医者に慣れたところで、またゼロからのやり直しになるデメリットがあります。

しかし、メリットもあると思っています。

主治医が代わるごとに色々な見立てで治療が試みられます。医者が交代したところで、うまく治療が軌道に乗っていれば、その方針を引き継ぐ事でしょう。しかし、治療が難渋している場合には、一人の医者が診続ける中で「膠着状態」に陥ることがあります。医者が代われば、新たに治療が試みられます

どうせ医者が交代するのです。デメリットばかりに目を向けず、メリットを生かしたいもの。これからも色々な病院にお邪魔すると思いますが、各地の患者さんのためになる何かを、それぞれの地で残していけたらと思います。

というわけで、この1年間も頑張っちゃおう♪(^-^

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2006年4月 6日 (木)

αβθδ……脳波の話

Eeg_1 医学生さんを相手にする事がよくありますが、脳波のα波が何Hzかを質問しても、皆さん殆ど覚えてません。改めてまとめておきますと

  • β波 13Hz以上 速波
  • α波 8~13Hz 安静閉眼時の基本となる波
  • θ波 4~8Hz 徐波
  • δ波 4Hz以下 徐波

学生さんと一緒に編み出した覚え方としては

  • β」という文字は「13」に似てる。だから13以上。
  • θ」という文字が「8」に似てる。しかもシータの「」=。だから4~8。

というもの。
仕事で脳波を読んでいれば自然と頭に入るものですが、ローテート中の研修医や学生はこーでもしないと覚えるのも大変ですよね。

新版 脳波の旅への誘い―楽しく学べるわかりやすい脳波入門 新版 脳波の旅への誘い―楽しく学べるわかりやすい脳波入門

著者:市川 忠彦
販売元:星和書店
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脳波に苦手意識を持ってる人には↑この本↑がオススメ

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2006年4月 2日 (日)

コンプライアンス→アドヒアランス

コンプライアンス(compliance)、アドヒアランス(adherence)という2つの言葉があります。
どちらも薬物治療を語る上で出てくる言葉です。そして、どちらも同じ意味で「患者さんが、ちゃんと薬物治療を続ける事ができているか」の意味。特に統合失調症では、再発を防ぐためには薬物治療を尊守して頂くことが必要なので、精神科でこの言葉がよく登場します。

じゃあ、なぜ2つの言葉があるのか。この間、聞いたSchooler先生の公演で、そんな話になりました。
コンプライcomply」と言うと、同意して従う、という意味です。コンプライアンスという言葉の中には患者の従順さをも意味しているのです。かつての、医者が一方的に指示を出し、患者が服従するという父権的な医療に合う言葉でしょう。
しかし、医師が情報を提供し、できるだけ患者自身の理解を深めて、患者自身の決定を尊重するのが今の医療です。その中でコンプライアンスという言葉には、やや時代遅れな印象があります。

アドヒアadhere」の直接の意味は「くっつく」です。アドヒアランスは、固く守る事を意味し、医師と患者の間に上下を感じません。ほら、この方が現代っぽいでしょ?患者の主体的に薬物治療に参加することが含まれています。

……というわけで、アドヒアランスという言葉に乗り換えですね(^-^)

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