« クリスマス会@病棟 | トップページ | 向精神薬の自己調節 »

2006年12月22日 (金)

ワイパックス品薄

 ロラゼパムワイパックス®、アズロゲン®、ユーパン®、ロコスゲン®)の生産が間に合わず、処方しようにも品薄状態にあるとのこと(驚

Wpx_1

実際の錠剤とは多少……いや相当、異なる場合がございます。

 ということで、先日の外来で何人かメイラックス®(ロフラゼプ酸エチル)に切り替えました。というのは、「薬というものを飲まないと不安」といって漫然と服薬が続いてしまうことがあります。そんな人には、今回の件が減薬の良いきっかけになることでしょう。

 当然、ただ減薬するのは一つの手です。しかし、そう減らすのが不安な人には、一度メイラックスに置き換えることにしています。長時間型のメイラックスは置換後には減薬・中止がしやすいんですね。無駄な薬を飲まなくて済むようにできるかも。

 また、その後も飲み続けるにしても、安定した効果・副作用の少なさからオススメできる薬ですからね(^-^)

 

 

 ついでに、簡単に2剤についてメモメモ。

ロラゼパム(ワイパックス®):

 中間型のベンゾジアゼピン系抗不安薬。鎮静作用が強め。半減期は12時間程度(5-25時間)。1978年に日本で発売されて、約30年の歴史あり。ワイパックスの錠剤には「WPX」の文字。

 

ラフラゼプ酸エチル(メイラックス®):

 長時間型のベンゾジアゼピン系抗不安薬。眠気少なく、筋弛緩少ない。半減期は約110時間とすごく長い! だから止めやすい。
 1989年発売、という比較的新しい薬。当時、しばらく日本では「抗不安薬ならあるでしょ」と、新しい抗不安薬が承認されずにいました。そんな中、しばらくぶりに承認されたのがこの薬。
 1mg錠も2mg錠も割線あり。明治製菓のリラックスできるお薬、それがメイラックス、という分かりやすいネーミングw


« クリスマス会@病棟 | トップページ | 向精神薬の自己調節 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/43630/4620001

この記事へのトラックバック一覧です: ワイパックス品薄:

« クリスマス会@病棟 | トップページ | 向精神薬の自己調節 »