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2007年1月20日 (土)

イミプラミンとクロルプロマジン

統合失調症の治療薬であるクロルプロマジン
と、
うつ病の治療薬であるイミプラミン
構造が似ている事を知ってびっくり!

Imi_chro_1

調べてみたところ、この2剤には次のようなストーリーが……

■クロルプロマジン(ウインタミン、コントミン)
1950年に麻酔に用いる抗ヒスタミン薬として開発されました。これを、統合失調症患者の鎮静目的に使ってみたところ……病的体験にも効果があるなど、抗精神病作用があることが発見されたのです! これで「初の統合失調症の治療薬」の誕生となったのです。
1954年に製剤化され、1955年には日本でも発売開始になってます。

■イミプラミン(イミドール、トフラニール)
そして、中枢作用を持つ抗ヒスタミン薬の開発が続けられました。二匹目のドジョウを狙ったのでしょう。その過程で登場したのがイミプラミン。統合失調症は治らなかったけど、今度は「うつ」に効いちゃったんです。これが分かったのが1956年、「初の抗うつ薬」の誕生でした。日本での発売は1959年のこと。

向精神薬と、抗うつ薬。この2剤には、こんな関係があったんですね(^-^)


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