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2007年2月 5日 (月)

反響言語

他の医師が担当する患者を診る機会がありました。昏迷に陥っている統合失調症。周囲の言葉をそのまま返す反響言語(echolalia)が出現していました。

看護師(=看)、患者(=患)、私の会話(?)は……

看 「分かりますか?」
患 「わかりますか?」
私 「この方、言葉をくりかえすんですね」
患 「この方、言葉をくりかえすんですね」
私 「反響言語じゃないですか」
患 「反響言語じゃないですか」
私 「これはまたすごい反響言語ですね」
看 「そうなんですよ」
患 「これはまたすごい反響言語ですね。そうなんですよ」

……ってな具合。

ここまでの反響言語の患者さんを診たのは初めての体験。病状がそれだけ悪いのでしょう。というわけで、電気療法を施行しました。早く良くなることを祈ります。

精神症候学 Book 精神症候学

著者:濱田 秀伯
販売元:弘文堂
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「反響言語」だとか何だとか、精神症状についての言葉に詳しくなるのはこの本。どこの病院に転勤しても、かならずデスクに置いてます。いろいろ書いてあって、興味深さからついつい読んじゃう本ですね。特に精神科医にはオススメ(^-^)


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