« ルーランとD2受容体 | トップページ | 飽和食塩水の濃さって? »

2007年4月 5日 (木)

何の略?DSM-IVとICD-10

2007年2月現在、精神科で用いられる診断基準には主に次の2つ「DSM-IV」と「ICD-10」があります。これは現場の人なら常識的に知っていること。じゃあ、各々が何の略だったか覚えてます?……私は忘れてました(^-^;

 

DSM-IVとは、APA(American Psychiatric Association、アメリカ精神医学会)が編集したもの。臨床の現場で使われる事が、こちらの方が多いでしょうか。これは"Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders"「精神障害の診断と統計マニュアル」というもの。今は"-TR"が最後に付くが、これは"Text Revision"の意味で、診断基準そのものは変わらず、解説文が書き直されたもの。

Dsm4_2

Book DSM-IV-TR精神疾患の分類と診断の手引

著者:American Psychiatric Association,高橋 三郎,大野 裕,染矢 俊幸
販売元:医学書院
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

そして、ICD-10WHOが編集したもの。精神科医をしていると忘れがちですが、何も精神疾患だけのものではありません。いろんな疾患が全て含まれてます。特にお役所関係で用いられる事があり、書類作成時にICD分類のコードを書くよう求められる事があります。"International Classification of Disease"「国際疾患分類」の略。

ICD‐10 精神および行動の障害―臨床記述と診断ガイドライン Book ICD‐10 精神および行動の障害―臨床記述と診断ガイドライン

販売元:医学書院
Amazon.co.jpで詳細を確認する

これでスッキリ♪

専門用語についてと言えば、以前に略語「Rp.」「do.」etcという記事も書いてます。よかったら、お読み下さい(^-^)


« ルーランとD2受容体 | トップページ | 飽和食塩水の濃さって? »

コメント

ジョシーのブログから来ました

私はDSM-ⅣよりDissociative Disoder(スペルあってる?)のDDNOS、簡単にひきこもりです


進学校に通ってた当時は留学して心理学や精神医学を勉強したかったが、今、考えたら既に高校時代から潜在ひきこもりだった気が…(悲)

投稿: わわ | 2007年4月27日 (金) 05:30

わわさん、はじめまして!さっそくDSM-IV診断できましたね~
精神医学を学ばなくとも、心理学ならご自宅で本を読むなどチャレンジしてみて下さいね♪

ひきこもりの事を、あるふざけたドラマの影響で「ひきモコり」と脳内変換してしまいます。少しでもヒキモコリから抜け出す時間を増やせると素敵ですね(^-^)

投稿: satoru | 2007年4月27日 (金) 13:15

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/43630/5408561

この記事へのトラックバック一覧です: 何の略?DSM-IVとICD-10:

« ルーランとD2受容体 | トップページ | 飽和食塩水の濃さって? »