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2007年5月26日 (土)

抗うつ薬の等価換算表

抗うつ薬の等価換算表(稲垣・稲田2006年版)を手に入れたのでメモメモ。

アミトリプチリン(トリプタノール) 150
アモキサピン(アモキサン) 150
クロミプラミン(アナフラニール) 120
デシプラミン(発売中止) 150
ドスレピン(プロチアデン) 150
フルボキサミン(デプロメール、ルボックス) 150
イミプラミン(トフラニール、イミドール) 150
ロフェプラミン(アンプリット) 150
マプリチリン(ルジオミール) 150
ミアンセリン(テトラミド) 60
ミルナシプラン(トレドミン) 100
ノリトリプチリン(ノリトレン) 75
パロキセチン(パキシル) 40
サフラジン(発売中止) 30
セルトラリン(ジェイゾロフト) 100
セチプリン(テシプール) 6
スルピリド(ドグマチール) 300
トラゾドン(デジレル、レスリン) 300
トリミプラミン(スルモンチール) 150

パロキセチンは投与量を増やすと、それ以上に血中濃度が増すので、単純に等価換算できるのかは疑問ですね。

日本で発売されている抗うつ薬って、こんなにあったんですね~。でも、最近のメインは赤で書いたSSRIとSNRIの4剤でしょうか。そして、それらはどれも「基本的な最大投与量どうしが等価」という値になってますので、表を見るまでも無く計算できますね。

抗精神病薬ではCP換算やHPD換算やRis換算が用いられます。抗不安薬や睡眠薬ではジアゼパム換算が、抗パ薬ではビペリデン換算が用いられます。さて、抗うつ薬では何を基準に換算するものなのでしょうね?ご存知の方がいらっしゃいましたら、お教え頂けると幸いですm(^-^)m

 

過去の記事では抗パ薬の等価換算表(ビペリデン換算)も扱っていますのでご参考まで。


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コメント

抗うつ薬の換算は普通イミプラミン(トフラニール)換算で行います。
力価とは、主に身体への負荷などを主眼に同程度の容量を決めるもので、決して病気への効き目が同程度というわけではありません。ご存じかもしれませんが、特に日本人ではSSRIよりも三環系の薬剤の方が圧倒的な抗鬱作用を示します。

投稿: 通りすがり | 2007年7月 2日 (月) 22:39

通りすがりさん、ありがとうございます。確かに「イミプラミン換算」という言葉は何度か耳にしています(^-^;

「特に日本人ではSSRIよりも三環系の薬剤の方が……」と言うのはEBM的な発言でしょうか。同等あるいはSSRI/SNRI寄りの報告も複数あるように思います。

至らない点も多々あるかとは思いますが、どうぞこれからもヨロシクお願い申しあげます!(^-^)

投稿: サトル | 2007年7月12日 (木) 11:51

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