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2007年12月 8日 (土)

CYPで代謝されるもの

薬物の多くはチトクロームP450(CYP450)という酵素によって代謝されます。そして、この酵素は薬物によって阻害されたり誘導されたりします。

阻害されれば代謝されるハズの薬剤が代謝されずに血中濃度が上がります。誘導されれば、せっかく飲んだ薬も酵素で代謝されて、あっという間に体の中から消えてしまいます。ですから、併用に気をつける必要があります。

このCYP450には、1A2、2D6、3A4、2C9などのアイソザイムが存在します。どの薬がどのアイソザイムに関係するのか、それがどうしても頭に入らないもの(x_x;

ということで、改めてメモメモ。



1D2で代謝されるのは……
三環系抗うつ薬、カフェイン、テオフィリン、ハロペリドールやオランザピンなどの抗精神病薬

2D6で代謝されるのは……
三環系抗うつ薬、パロキセチン(パキシル)、フェノチアジン系を主とした抗精神病薬、βブロッカーや一部の抗不整脈薬

3A4で代謝されるのは……
三環系抗うつ薬、ジアゼパム(ドルミカム)、カルバマゼピン(テグレトール、レキシン)、アルプラゾラムやエチゾラムなどのベンゾジアゼピン系の睡眠薬や抗不安薬

2C9で代謝されるのは……
三環系抗うつ薬、ジアゼパムなどのベンゾジアゼピン系の睡眠薬や抗不安薬、ワーファリン、フェニトイン



これらの記載は報告によってマチマチで、一定のものがありません。ですから「参考まで」という程度。「気をつけろ」と指導されている割に、明確な基準が示されていないのは困ったことです(>_<;


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