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2007年12月22日 (土)

実地指導

行政の依頼を受けて、初めて「実地指導」に行ってきました♪ 県内の他の精神病院まで車で2時間かけてお出かけ。入院が適切に行われているかをチェックするお仕事です。

保健所の人と一緒に医療保護入院の患者さんを3名診察してきました。各10分ぐらいだったでしょうか。患者さん自身がどんな症状を持っているのかを改めて問診し、入院治療についてどう思っているのかを中心に診察しました。入院形態が、任意入院と医療保護入院のどちらが本当に適切なのか、を診るためですね。

一人目は、統合失調症で幻覚や妄想が残っている人。薬物治療を続ける必要があるのに、本人は病識(病気という認識)欠如してました。薬物治療を続けるには入院ぐらいしてないと無理そうだけど、本人はその必要性が理解できてない人。
……医療保護入院にせざるをえません(・_・)

二人目も同じような人。
……この人もしょうがない(・_・)

三人目は、統合失調症で欠陥状態。入院の同意も何も、普通の会話すら困難な人でした。
……医療保護入院にするのが妥当でしょう(・_・)

というわけで、診察した3名につき「この人は医療保護入院が妥当です」と書いてきました。ちょうど医療保護入院や措置入院の書類と似たような書類です。

その病院で医療保護入院している患者さんがたった3名のハズがありません。ある程度の期間入院が続いている人から病院が選んだ患者さんでした。今回は病院が選びましたが、これは保健所が指定することも可能とのこと。となると「あの病院は不適切な入院をしてるんじゃないか怪しい」と思ったら、怪しげな患者さんを指定することも可能なんですね。

他の精神病院って、中まで見る機会があまりないものです。こーいう機会にちょっとでも見れるのは楽しいものですね♪(^-^)


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