抗うつ薬で自殺率が減少
自殺についてJ.John Mannを中心とした座談会の献で、張賢徳先生が抗うつ薬と自殺リスクについて面白いお話をしていました。
日本の47都道府県の自殺率の変化と、SSRIの処方量の相関を調べてみたとのこと。すると、SSRIの処方量が多い県では自殺率が減少しているた、とのこと。
以前から抗うつ薬が自殺行動を誘発するのではないか、との指摘がありました。実際、治療初期には気をつけるべきなのは当然のこと。しかし、うつ病を放置すればそれこそ自殺リスクは上昇します。適切に抗うつ薬を使って治療することが大切、というお話ですね。
当然、自殺リスクを頭に入れた薬物選択を考えるべきでしょう。となると優先順位が高くなるのがミルナシプラン(トレドミン)とセルトラリン(ジェイゾロフト)でしょうか。
関連する記事として「SSRIと若年者の自殺リスク」がありますので、ご参考まで。


コメント
私はジェイゾロフトは大嫌いです。先生は進めるけど、状態が悪くなる。
リストカットした時処方されていたのは、ジェイゾロフトだった。
もちろんジェイゾロフトで効果のある人もいるけど、薬との相性があるんじゃないかな?
あの薬を飲んでるときは、パキシルを飲んでいた頃より副作用に悩まされて、抑うつ状態もひどくなった。
新薬だからって、使いたがる先生を、その時は不信に思った。
投稿: めだか | 2008年2月 1日 (金) 17:16
>めだかさん
はじめまして。ジェイゾロフトを飲んだことがあるのですね。それは個人的に合わなかったのでしょう。おっしゃるように「相性」というものはあります。
私自身「新薬だから」という理由で使いたがるのは良くないと思っています。効果や安全性について分った上で使うべきでしょう。
めだかさんはジェイゾロフトが合わなかったのでしょう。しかし、それは皆さんに言えることではありません。あくまで一個人の話であり、全般的には自殺関連事象が少なく、副作用は少ないと考えられます。
ネットで極端な発言をすれば、大きな影響を与えかねません。慎重にしましょうね(^-^)
どうぞご自身、お大事になさって下さい。めだかさんにとって副作用が少なく作用が得られる薬が見つかるといいですね♪
投稿: satoru | 2008年2月 1日 (金) 23:53
めだかさん、はじめまして。
satoruさん、こんばんは。
クスリを扱う立場として、薬の「相性」ってあると思います!薬を渡す時に同じ薬の話で「絶対にこれは飲みたくない」って言ってる人の隣で「私にはこの薬しか効かない」と言ってることがありましたから(*^_^*)
"新薬=効果がある、副作用が少ない"とは限らないです(以前、新薬の抗生剤が一時期もてはやされましたが副作用が報道されたとたんに処方がストップして痛い目に遭いました(+o+))
めだかさんがどんな副作用で辛い思いをしたのかは分かりませんが、副作用には回避できるものと、すぐに服薬を中止するものがあります。飲み始めて気になる症状があれば、どんどんDr.なり薬剤師なり相談してくださいね。例えばジェイゾロフトやパキシルなどの飲み始めには吐き気の副作用があるため低用量で体を慣らして少しずつ量を増やしていきます。しかしこの吐き気が苦しくて自分で止めてしまうと治療が上手くいきません。この副作用に関しては服薬開始後1週間くらいでおさまるとされているため、どうしても心配な場合には胃薬や吐き気止めも処方されることもあります。
とは言っても、1度辛い目に会うと飲みたくなくなってしまいますよね。私も胃弱のため飲めないクスリありますよ。そんな薬の説明を患者さんにしている時に「こんなの飲んで胃を悪くしないといいけどなぁ」と密かに思ってしまいます(*^_^*)
効果優先の治療ではなく、患者さんのコンディションもきちんとチェックできる医療人でありたいですね、satoruさん?(*^^)v
投稿: cat×cat | 2008年2月 3日 (日) 22:14
>cat×catさん
ご丁寧な解説をありがとうございます。
おうっ!最後に私にフラれてるじゃありませんか!w
患者さんのコンディションを加味しつつ、リスクとベネフィットを考えてベストの処方を提案できたらと思います(^-^)
投稿: satoru | 2008年2月 4日 (月) 00:16