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2008年3月18日 (火)

認知症の難しい講演(>_<;

理化学研究所の西道先生による認知症についての講演を聴いてきました。

認知症の患者さんを診ることはあります。基本的な診察や治療は押さえているつもり。しかし、昔から認知症については興味が薄く、決して得意ではありませんでした。

そして、講演を聴いてみて……SomatostatinNeprilysinCalpainに……アミロイドβが蓄積すると良くないことは分かっていたけど、その先のことが分からん(>_<;

臨床からかけ離れた内容ですから、治療にはほぼ無関係なこと。しかし、それにしても病理は分からん。不勉強でした。認知症に対して塩酸ドネペジル(アリセプト)が効くことは分かります。でも、なぜ塩酸ドネペジルが効くかになると、よく分かってません。

思えば、この講演会について教授から聞きましたが、教授はちっとも「この講演においで」とは言わなかったものな~。私にはハイレベルすぎました(-_-;

少しは勉強しなきゃ。これから、低いレベルからかもしれませんが、認知症についても取り上げると思います。そのときには、どうぞよろしくお付き合いの程お願いいたしますm(_ _)m


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コメント

認知症の方々を沢山見てきました。
不思議な病気ですね。
十人十色。
アリセプト以外の特効薬はないものでしょうか?
認知になって幸せそうな人もいるけれど、苦しんでいる人には、どうにかしてあげたいと思ってしまいます。
認知症の特効薬が早くできますように・

投稿: めだか | 2008年3月19日 (水) 11:04

こんにちは!
今日は急遽、薬に囲まれた仕事場からの投稿です。(昨日、休日前で患者さんに駆け込まれて、だいぶ仕事を残してしまいました(^_^;))
大学時代、アルツハイマー病やパーキンソン病の病態について「たぶん、こんな感じだと言われているけど詳しくは分かってないことが多いんです」と講義で説明されました。GABA受容体がどうこう、とかそんな説明もあったような…。きっと解明されていない部分があるんでしょうね。アリセプトですが、「認知症の場合、脳内のコリン作動性神経系の顕著な障害が認められるため、アセチルコリンを分解するアセチルコリンエステラーゼを阻害すれば脳内のアセチルコリンが増加する」ということで使われています。(アリセプトの添付文書より)
でも原因はアセチルコリン低下だけではないのかもしれないので、それが分かれば対処できる薬も生まれるかもしれないですね。
その前に、私としてはアリセプトD錠のあの苦み(>_o<)
高齢者の唾液分泌促進のためかと思ったら単に成分そのものの味だと言ってました。もうちょっと美味しく(飲みやすく)ならないものですかね?味の善し悪しは服薬遵守にはとっても大切なことだと私は思っています。

投稿: cat×cat | 2008年3月19日 (水) 11:25

>めだかさん
同じ認知症でも、おっしゃるようにイロイロです。おとなしくなっちゃう人も、怒りっぽくなる人も、動き回って困る人も、動かなくて困る人も。
治療薬をイロイロな面から研究しているところ。アリセプトに似てるけど、コリンだけでなくニコチンに効くガランタミンなんて薬もそろそろ登場しそうです。そして、全く違った作用で効果を出す薬も沢山研究されてます。
いい薬が増えるのを楽しみにしてましょうね(^-^)

>cat×catさん
休みがあると、その前には混んでしまうもの。お疲れ様でした。統合失調症の話でもよく出てきますが、コリンは認知機能に大きく関わるもの。さて、認知症のもっと原因から効果を出す薬が出てくるのが待ち遠しいですね。ぜひ、私たちが老人になるまでに間に合ってほしいものw
そして、D錠のような口腔内崩壊錠については詳しいんでしたね♪そかそか、あれは苦いのか。それはちょっと残念ですねぇ

投稿: satoru | 2008年3月19日 (水) 14:44

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