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2008年4月13日 (日)

空腹×ルーラン=駄目

今まで、ペロスピロン(ルーラン)をときに処方することがありました。しかし、間違った使い方をしていたことに気づきました。

Lullan_burger_2 食後投与が原則だそうです。

いかん、眠前に処方していた人がいたな~。勉強不足でした。失敗(>_<;

添付文書をきちんと読むと、これまでの新規型抗精神病薬とは違って「食後」であることが指定されています。さらに読むと、食後の服用により空腹時の1.6~2.4倍の血中濃度になるのだとか。逆に言えば、空腹時に服用すると半分しか効かないことに。

私は抗精神病薬を眠前に処方することが多いです。というのは……
1) 抗精神病薬は大なり小なり眠気を生じることが多いもの。日中ならそれが短所になります。そして、それが眠前なら長所になります。
2) 昼食後や夕食後に比べて、眠前の服薬は生活パターンに組み込みやすい人が多いものです。

それが、ペロスピロンでは使えないんですね。今更になって知りました。なんとも恥ずかしい(-_-;

確か、これから発売されるブロナンセリン(ロナセン)も空腹時がダメだったハズ。う~ん……(x_x;


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コメント

こんばんは!
ルーランの処方、食後の処方しか見たことなかったので私も気がつかなかったです(+o+)
食事と薬の効果は結構ふか~い関わりがあって、飲み方次第で効かなかったり、効きすぎたりするんですよね。眠剤のメモにあったドラールも食事に影響あるし他のジャンルだとミカルディス(テルミサルタン)とかイトリゾール(イトラコナゾール)も然り。どうしても眠前で飲ませたいからとわざと量を調整してきたという処方箋には出くわしてないですが、(毎朝納豆食べたいからワーファリンの量を増やしたっていう話はありますけどね)クスリの効果が生かせて患者さんの生活スタイルにマッチする処方ができるといいですよね(^^♪

投稿: cat×cat | 2008年4月13日 (日) 22:04

>cat×cat さん
食事で大きく影響される薬は意外に多いですよね。イトリゾールと言えば、イトラコナゾールのとあるジェネリックの試験は何故か「空腹時」に行われているものがありました。とんでもないです(-_-;
それにしても、納豆食べたいからってのは面白いw

投稿: satoru | 2008年4月14日 (月) 08:26

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