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2008年4月26日 (土)

一生涯の主治医?

東洋英和女学院の教授&横浜クリニック院長の山田先生の講演を聞いてきました。その講演の中で「統合失調症の患者にとって、一生涯付き合える精神科医との出会いが大切」との言葉がありました。

そのようにできればいいのですが、私なんて転勤が多いもので難しいですね。転勤歴をザッと県単位で書けば「茨城→埼玉→茨城→東京」。これでは一生涯のお付き合いはできません。

そして、医師側だけでなく患者側の事情も変わってきているのではないでしょうか。

統合失調症の「軽症化」が最近では指摘されています。昔と比べて今は、より有効な薬剤より有効に使用されているのでしょう。昔よりも早く治療が始められているのでしょう。「精神分裂病」から「統合失調症」に名前が変わっただけあります。経過がずいぶんと良くりました。軽くなっているのです。

そして軽症になれば、多くの統合失調症の方が結婚したり就職したりします。そうでなくてもアクティブに動ける人が増えているハズ。

そうなると、たとえ主治医が同じ場所にいても、患者さん自身が同じ場所に通えません。患者側の要因で、一人の精神科医と一生涯付き合うことが難しいことが多いハズ。

一生涯のお付き合いが私の仕事だとは思ってません。関われる間にしっかりと治療をし、治療方針を定め、そして私と別れても元気に過ごせるようにすることが仕事だと思ってます。

って、運良く一生涯、良い形で治療が続けられたら素敵なことですけどね(^-^)

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コメント

こんばんは。

統合失調症に限らず、慢性疾患の患者さんにとって、同じ医師に長い間、診てもらうことで信頼関係が築けるので良いとは思いますが、医師もやはりヒトですので、どんな名医でも最終的にはリタイアしますから、よっぽどじゃないと何十年のお付き合いってわけにはいかないですよね(^_^;)
疾患を見るだけなら、そんなに時間を要さないかもしれませんが、患者さんその人のことを把握するには短期間では無理だと思います。特にメンタル領域の場合、患者さんのバックボーンがキーになっていることもあるでしょうから。(以前、大失恋がきっかけで統合失調症を発症したという患者さんがいたくらいですから)
カルテに書くことのできる患者さんの情報には限度があると思います。カルテには見えない部分をいかに見つけて治療に生かせるかがポイントになってくるのでしょうかね?(^^
自分の職場でも2回目にお会いする患者さんが増えてきており初めて投薬する時よりも雰囲気がつかめてきたのでアプローチしやすくなってきました。私も薬歴では見えない部分を探して日々の業務にあたっています。
やはり見る側が変わっても患者さんにとってベストな治療がキープできることが大切ですね!(^o^)b

投稿 cat×cat | 2008年4月27日 (日) 01:56

お付き合いができているうちは、その長い付き合いを診療に生かせればいいのでしょうね~
そして、方向を定めたら再現性のある医療を決めることでしょうか。現代には現代なりの医療というものがあるのでしょう。
そんな現代でも、1年や2年のお付き合いは基本的に多いもの。少しずつ回数を重ねる中で、何かをつかんでいきたいものですね(^-^

投稿 satoru | 2008年4月27日 (日) 22:32

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