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2008年10月15日 (水)

季節性うつ病の診断

季節気持ちや体に影響を及ぼします。春には浮かれた気分になり、夏には活動的になり、そして秋~冬にはこれまた特有の変化が生じます。

・気持ちが落ち込みやすくなる。もの寂しくなる
おっくうになる。意欲がわかなくなる
食欲が増す体重が増えやすくなる
睡眠時間が増える
などなど。

冬眠する熊もこんな感じなのでしょうか。

程度の差はあれほぼ全ての人に上記の傾向があるものです。しかし、その程度が強い場合は季節性うつ病(Seasonal Affective Disorder,SAD)と呼ばれます。

治療については昨年、記事にしてますので「季節性うつ病」をご覧下さい。「光療法が効きました!」という旨の体験談がコメントとしてついてるのが印象的ですね。

ここで、季節性うつ病を精神医学でよく使われる診断基準、DSM-IVICD-10でどう診断するかについてメモメモ。ちなみに、これらの診断基準については「何の略?DSM-IVとICD-10」をご覧下さい。

DSM-IVでは、「大うつ病性障害、反復性」か「双極IあるいはII型障害」における、大うつ病エピソード季節型(Seasonal Pattern Specifier)をつけることになります。

ICD-10では、「F33.9 反復性うつ病製障害、特定不能のもの」とつけるしかありません。

毎年、秋から冬に落ち込む人も、治療を受けて元気に秋~冬を乗り切ってもらいたいものですね(^-^)


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コメント

こんにちは!

結構、晩夏~初秋はなんだか気分が優れないことが多いですね~(-_-)。季節の変化もありますが仕事が忙しくなるころなので、そのせいもあるのかなと思います。(いや、単に冬眠前のクマさんと同じだけ!?)
そんな状態(?)で、なんと来月、人前(たぶん200人以上はいると思う)で喋ることが決まりました!しかも内容はsatoruさんもご存じのOD錠の調査結果について。1年前に職場の人(3人)の前で発表して終わったと思いきや、最近上司から「今度、大勢の前で発表してもらいたいんだけど」と連絡を受け翌日は1日中頭痛に悩まされました。(プレッシャーに弱いんで(汗))将来、学会などで発表してみたいとは思ってましたが、こんなに早く来るとは思わなかったです。当日の不安もありますが、まともな発表ができるように時間配分考えてスライドを作り直したり、発表原稿を書き直したり…。こっちの作業も気が重いです。う~ん、今年は余計にツライかな…(-_-)。でも、乗り切りたい!(^o^)丿

投稿: cat×cat | 2008年10月16日 (木) 16:06

200人の前の発表、楽しみですね♪ OD錠の可能性は非常に高いもの。そこを模索した研究成果を存分に発表しちゃいましょう。一人相手でいいから、ノビノビと話してみると感覚がつかみやすくなりますよ。ストップウォッチは百均でも売ってますから、練習してみて下さい。それをしてると、発表するパワーポイントを作るのにも気持ちが違ってきますよ(^-^)

投稿: satoru | 2008年10月29日 (水) 21:47

お久しぶりです
去年は長々と書き込みすみません
(やや軽躁気味だったか?笑)

あれから主治医に転地をすすめられ
タイミング良く職場の異動に便乗し、今年は四国で越冬中です(笑)
かなりの南下ですがやっぱり冬には反応します。
でも以前よりは落ち方が浅いのでQOLがかなり上がりました(笑)
光療法器具、必要ないかと思いましたが天気の悪い日などはやっぱり使ってます。

教科書ど真ん中(?)の症例、今年もなんとかやってます。ご報告まで…

投稿: bol | 2008年12月19日 (金) 01:09

>bolさん
SADで、南に越冬というのもひとつの方法ですね。だからといって南半球やグアムまで行くのは大変ですけどね(^-^;
光療法の必要が無くなったのは、興味があった側からするとさみしい話(笑
それでも、元気にすごされているのであればよかったです。この冬を元気に乗り切ることができるよう祈っています(^-^/

投稿: satoru | 2008年12月25日 (木) 19:33

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