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2009年3月 3日 (火)

外在化

最近、症状の「外在化」を意識するようにしています。

精神科の病気は、しばしばいつの間にかに考えを変化させてしまいます。そして、その病的な考えに支配され、支配されてることに気が付けないことがあります。

こう言うと、統合失調症がまず思い浮かびますが、うつ病だって依存症だって、摂食障害だって同じことが生じます。

病気を否定とまでいかなくても、病気の考えと自分の考えの境目が分からなくなっていることもしばしばです。

健康な自分本来の考えが意識・無意識問わずどこかにあって、それとは別に湧き起る病気による考えが生じ、それらが戦っているんです。そんなときに病的な気持ちを「自分の気持ち」ととらえるべきではないように思います。

例えるのであれば。確かに、癌細胞は自分の細胞から生じたものです。診断が下るまでは、そこも自分の体の一部のように考えています。しかし、だと分かれば、もはや自分のものとは考え難いのではないでしょうか。本人からしたら自分の体というより、でしょう。

外在化、すなわち病気による考え自分本来の「外」ととらえることを促すようにと考えています。これによって病気によって生じる考えに対処しやすくなったり、病気や治療に対する理解が変わったりするものです。

以前から、何気なくしていたハズ。でも意識すると何かが違ってきそうです。そんな気持ちになったから、ちょっとメモメモ〆(・_・)


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