« 統合失調症の"5R" | トップページ | アドヒアランスは予測困難 »

2009年8月28日 (金)

アドヒアランス低下因子

CNSフォーラムでのOlivares先生の講演で、統合失調症の治療におけるアドヒアランスについて話が出ました。アドヒアランスがより悪くなりやすい因子について調査したとのこと。

違法薬物を主とした物質の乱用がある人だとアドヒアランスが低下する傾向にあったといいます。覚醒剤や麻薬、有機溶剤などの使用に伴い統合失調症を発症する人は少なくなく、その際には注意が必要です。

また、薬剤の反応が良くないとアドヒアランスが悪くなる傾向があります。効いた感じがしないと飲む必要性がピンとこないのでしょうか。薬物によって十分に改善してないと服薬の重要性が理解できないのでしょうか。

そして、認知機能が「高い人」だとアドヒアランスが悪化する傾向にあるといいます。Olivares自身が「意外だった」と言ってましたが、確かにこれは意外です。認知機能が高いと「私の頭は普通だから、薬が無くても大丈夫」と思いがち、ということなのでしょう。注意が必要ですね。


« 統合失調症の"5R" | トップページ | アドヒアランスは予測困難 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/43630/31143619

この記事へのトラックバック一覧です: アドヒアランス低下因子:

« 統合失調症の"5R" | トップページ | アドヒアランスは予測困難 »