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2009年8月14日 (金)

Refeeding Synd.

子どものメンタルヘルス研究会に足を運んだ際、摂食障害の症例発表を聴きました。Refeeding Syndromeが扱われていました。これは、飢餓状態から栄養回復する過程で不整脈や臓器不全が生じ得るもので、突然死のリスクすらあると言います。

起こりやすい要素が4つ紹介されていました。
・BMI<16
・過去3~6ヶ月で15%以上の体重減少
・10日間以上の低栄養状態
・再栄養前の血中リンが低値

これらのうち1つでもあればリスクが高いと考えられるそうです。飢餓状態の人は血液検査の際にリンをよ~くチェックですね。

血中リン値が下がることについて、次のように説明されていました。

低栄養でが十分に供給されず、細胞内糖代謝が低下し、その間にリンが細胞外に出され、そして体外にリンが排出されてしまいます。

再栄養が開始されが回復すると、細胞内糖代謝が回復し、細胞外のリンが細胞内に引き込まれ、そして低リン血症に至ると言います。

再栄養する上で、血中リン値が下がっている様であれ注意が必要です。その際は、リン製剤等でリンを補充しつつ、再栄養のペースを落として血中リン値が戻ってくるのを待つ必要があるようです。

栄養を付加する際に、エンシュアリキッドやラコールなどが用いられますが、エレンタールPはリンを多く含んでいて良いらしいです。

なかなか勉強になりました。これから低栄養状態に陥った方を診たら、低リン血症に注意しようと思いました。忘れないうちにメモメモ〆(・_・


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