カテゴリー「その他」の15件の記事

2008年1月 6日 (日)

医師の3つの義務(特に説明)

机を整理していたらメモを発見。品川丈太郎先生の医療訴訟についての講演。

医師の3つの義務とは

  • 診断
  • 治療
  • 説明

だとか。

患者を前にして、医師は当たり前に診断します。そして治療します。
でも、説明となるとおっくうになりがち。

医療訴訟の場面で、1992年以降は医師の説明不足を問題にするようになったとか。手術などではもちろん説明が行われます。しかし、普通の薬物治療程度となると説明が後回しになりがちです。時間を割くのは大変なことですが、「義務」だと思って意識していかなければいけませんね(・_・)

これは医師の義務の話ではありますが、裏を返せば「患者は説明をちゃんと受けましょう」という言い方もできます。診察を受けた際には、自ら質問をして説明を受求めるようにしましょう(^-^)

説明のポイントについては「インフォームドコンセント」で扱っていますので、参考まで。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2007年4月19日 (木)

全家連が解散

全国精神障害者家族会連合会、通称「全家連」が破産を申し立て、そして解散することになったとのこと。

全家連は、精神障害者を支える団体として、それはもう絶大な力を組織として持っていた団体。これが解散になるというのは、精神医療にとって大きな損失となります。非常に残念なこと。新しい何らかの組織が生まれることを切に願うばかりです。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2007年4月 9日 (月)

飽和食塩水の濃さって?

電気療法の際に、電極の接触をできるだけ良くするべく飽和食塩水を使いました。その方が電極を当てた部位の微細な熱傷を減らすことができますからね。そこで、飽和食塩水がどのくらいの濃さなんだろ……と、塩水について調べてみました。

生理食塩水: 約0.9%
海水: 約3.5%
飽和食塩水: 約25%

電気療法に生理食塩水を使おうとしている医師を見たことがあります。生理食塩水って薄っ!そんな清潔なものを使う必要はありませんし、薄すぎます。そして、飽和食塩水って濃いですね~。塩1に対して水3ですからねぇ。そんな数字は知らなくても、溶け残るまで塩を入れればいいだけですね。

そして「ECTハンドブック」という本を発見。修正型(=麻酔をかけて行なう)電気療法についての本らしいです。これ欲しいな、買おうか迷い中。

ECTハンドブック ECTハンドブック

著者:Charles H. Kellner,Mark D. Beale,John T. Pritchett,C.Edward Coffey
販売元:星和書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| コメント (2) | トラックバック (0)

2007年3月28日 (水)

てんかんにバルプロ酸

てんかん」と診断されたばかりの患者さんを対象とした非盲検無作為化試験の結果、
全般てんかん分類不能てんかんについてはバルプロ酸(デパケン、セレニカ、バレリン等)が1stライン治療として有効とのこと。
http://www.biotoday.com/view.cfm?n=18745

抗てんかん薬と言えば、カルバマゼピン(テグレトール、レキシン、テレスミン)もあります。
しかし、これらは抗精神病薬の血中濃度を大きく低下させてしまうため、統合失調症に伴うてんかんでは避けるべき薬
ですから、どうしてもバルプロ酸に頼りがちでしたが、今回の結果は「それはそれで間違いじゃなかった」と確認させられました(^-^)

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007年3月22日 (木)

【当blogのまとめ】睡眠関連

「プシコ・メモメモ」で扱った、睡眠関連の記事をまとめてみました♪

Sleepwell_1睡眠薬とそのリスク  :睡眠中の異常行動に注意ですね

学習と香り :睡眠中に香りを嗅ぐと学習効果UP?

寝相  :寝相で性格が分かっちゃう?
寝相2

リスミー :塩酸リルマザホンって、結構いいんじゃない?

……ってな記事が今までにありました。寝相の話はちょっと話題性があって楽しいかも♪o(^-^)o

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007年3月16日 (金)

学習と香り

Obenkyou こんな素敵なニュースを発見!

http://www.biotoday.com/view.cfm?n=18498

学習時に嗅いだ匂いを
徐波睡眠時にも嗅ぐと学習効率が増す

したのは、こんな実験。

1)ゲーム神経衰弱(みたいなもの)をしている時にバラの香りを嗅ぐ。
2)その晩の徐波睡眠中同じバラの香りを嗅ぐ。
3)すると次の日に神経衰弱のカードペアを思い出せる率は……

すると結果的に思い出せる率が上がっていたとのこと。
すご~い!

これを利用するなら、勉強するときに使う筆箱の中に
香りをつけた物を入れておいて
枕もとにも同じ香りを用意。
すると学習効果がUP!

……ということが期待できるのかな?

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007年2月 9日 (金)

いじめ相談ダイヤル

Suicide_circ_1 子どものイジメが大きく問題として取り上げられる中、「いじめ相談ダイヤル」ができました。子どもの相談を電話で受ける機関だとか。

0570-078310 (なやみ言おう)

これは日本どこでも共通の電話番号だとか。都道府県(や政令市)の教育委員会の相談窓口がメイン。これが24時間体制ってのがスゴイこと。運営が大変そう……

イジメを受ける子どもの苦悩が少しでも軽減できればと思います。本当は、イジメそのものが減るのが真の願いですが……

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月16日 (火)

メタボリック・シンドローム

昨年は「メタボリックシンドローム」が随分と話題になり、健康に対する意識が随分と変わってきたものです。昨年の流行語大賞じゃないのが不思議なくらい(笑

精神科疾患を扱う際に、メタボリックシンドロームが問題として挙がることもしばしば。というわけで、ちょっと自分のためにおさらい。

メタボリックシンドロームの診断基準 (日本人用)

  • ウエスト周囲径(へその高さで計測)が男性で85cm以上 女性で90cm以上

が必須項目。

そして次の3つのうち2項目。

  • トリグリセリド150mg/dL以上 and/or HDLコレステロール40mg/dL未満
  • 最大血圧130mmHg以上 and/or 最低血圧85mmHg以上
  • 空腹時血糖110mg/dL以上

血圧肥満血糖血中脂質の4項目がポイント。これら全てに異常がみられるものは、まとめて一つの症候群として「内臓脂肪症候群」「死の四十奏」などと呼ばれています。気をつけたいものです。

抗精神病薬=向精神薬(統合失調症の治療薬)の中には代謝に影響を与える薬物もみられます。しかし、統合失調症の治療は薬物を避けて通れません。運動量の低下や食生活の乱れも大きな要因でしょう。運動食習慣に気をつけてメタボリックシンドロームを防ぎたいもの。私自身、外来で食習慣や運動について十分な問診ができていないのではないかと反省中。気をつけていきたいものですね。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月12日 (金)

略語「Rp.」「do.」etc

医局で、薬を処方する際の記載する略語について話題になってひと調べ。

処方する際に「Rp.」とカルテ等に記載しますが、これは「処方箋」の意味で「recipeレシピ)」の略とのこと。これは何となく知っていたつもり。

しかし、全く知らずに使っていたのがコレ。
処方箋に、前回と同じ内容を処方する際に「do.」と記載することがある。これは「繰返す」「コピーする」の意味の「ditto(ディトウ)」を縮めたもの。これは知らなかったな~

Words_1 服薬するタイミングについての略語もあります。
v.d.S.」は「vor dem Schlafen」の略で「眠前」のこと。horasomniを略して「h.s.」と書くことも。
n.d.E.」は「nach dem Essen」の略で「食後」のこと。post cibosを略して「p.c.」と書くことも。

そして、最後に処方日数を書くときの「TD」。これはTage Dosen(日+処方)の意味。

これで、ひとつ賢くなっちゃいました♪ 他にも、よく知らずに使っている言葉があるハズ。ちょっと振り返って探してみようかな(^-^)

ポケット医学英単語・略語辞典 ポケット医学英単語・略語辞典

著者:九州大学病院放射線部
販売元:南山堂
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月 6日 (土)

青少年の凶悪犯罪

最近の若者は何をするか分からない……と青少年を危険物でも見るかのような目を向けている人がいます。

しかし、日本の凶悪犯罪件数は全体で、1960年頃がピークであり、その後は減少傾向とのこと。そして、中でも青少年の犯罪はピーク時の5分の1程度に減少しているというのです。

「最近の若者は……」と言うオジサン達が若者だった頃、彼らは今の若者の5倍は凶悪犯罪を起こしていたことになりますね。

Book いま知りたい「異常心理」入門―不安な時代を読み解く18の精神病理

販売元:宝島社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

そんな事が書いてあったのは、この本でした。

| コメント (3) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧