2008年6月 1日 (日)

7つの質問

コーチング入門」の中に7つのタイプの質問について書いてありました。

 医師、その中でも特に精神科医は、相手に質問することが多いもの。なんとなく質問を使い分けてるつもりでいます。しかし、体系立てて質問の種類性質を理解しておくと、より合目的的な問診ができそうですね(^-^)

1) Yes/Noで尋ねる質問

 事実関係相手の意思明確にするのに有用です。「薬は飲んだの?飲まなかったの?」「薬で治療する気はあるの?」といった具合。まさに明確

2) Yesを引き出す質問

 念押し確認の効果を狙います。「薬、ちゃんと飲めますよね?」といった具合。このバリエーションとして、許可を取る質問があります。「アドバイスを聞く準備はありますか?」や「ちょっと話していいですか?」と、相手に聞く姿勢を作ってもらう質問です。

3) Noを引き出す質問

 意図する方向に導くものです。「いくらあなたでも、毎日薬を飲むのは無理だよね?」 いや、無理かと聞かれたら無理ではないかな……みたいな?

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4) 自由回答意見を聞く質問

 基本的に、選択肢の無い質問=オープンクエスチョンが望ましいもの。本人なりの表現で気持ちを確認します。「薬について、どう思ってますか?」や「これから薬物治療をどうしたいですか?」といった具合。

5) 自由回答で事実を尋ねる質問

 事実について本人の表現で教えてもらいます。詳細を知るのに必要です。「薬を飲んでいて、この1ヶ月はどうでしたか?」といった具合。

6) 選択肢を選ぶ質問

 特にオープンクエスチョンは、相手にしてみると答えを考えるだけ負担がかかります。特に答えづらい質問では言葉につまってしまうもの。そんなときに選択肢を用いると有効です。「薬は増やしたい?同じにしたい?減らしたい?

7) 数字で答える質問

 スケーリングと呼ばれます。Yes/Noで終わらず、その程度を知ることができます。「薬を飲めたというけど、何パーセントぐらい飲めました?」や「薬が効いたと言いうのは、症状は何割くらいになりました?」といったもの。

 

 これを意識して使い分ければ、結構な質問名人になれそう?w コーチング、なかなか深いですね(^-^)

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2008年5月10日 (土)

リフレーミング

昨年まででの通勤だったのが、今年から電車での通勤。を読む時間が増えたのは大きなメリットですね。

ってなわけで、「コーチング入門」を読んでみました。人に関わるときのポイントがよく書かれており、診療の参考になります。NLP(神経言語プログラミング)で扱われていることに非常に似てますが、日常で扱われることを意識しているのでしょうか。医療者にも役に立つし、医療者じゃなくても役に立つ内容。この手の本としては難しすぎず、厚くもなありません。私としてはコーチング最初の本としてアタリでした(^-^)

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本を読み始めてすぐに書かれていたのが「リフレーミング」について。

相談をするなかで、解決できないことが2つあります。ポイントは「相手は変わらない」と「過去の出来事は変わらない」ということ。性格や人格が変わらない、という意味ではありません。相手を変えようと思うな、ということ。そして、過去はどうしようもありません。

この2つの解決不可能問題が出てきたときには、物事の捉え方を変えて解決可能な問題に変える必要があります。これが「リフレーミング」というもの。

以前にもどこかで学んだハズのことでしたが忘れてました。改めて意識して診療にあたってみようかな(^-^)

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